禅楽@ホーチミン

ベトナム、ホーチミン在住カメラマンTAKAのブログ

自己紹介

はじめまして、カメラマンの中野崇之(なかのたかゆき)と申します。

2016年の5月初頭にベトナムのホーチミンへ引っ越してきました。

 

2015はカンボジアのプノンペン。

その前の2年間は香港。

海外へ出てすでに4年が経過し、日本で待つスタッフ達へそろそろ結果を見せないとならないところ、ホーチミンでのご縁があったため移ってきました。

ここ3年ほどは本業の写真家のお仕事は数えるほどしか受けておらず、少々のブランクはありますが、ここホーチミンでまた頑張っていきたいと思います。

ライフワークとしてホーチミンの町並みを記録しながら、お仕事としましては各種動画を絡めた映像制作、広告・雑誌媒体向けの写真撮影を行います。

また、EC企業様向けの撮影スタジオ構築・運営・コンサルティングなども得意としております。

 

中野崇之 略歴

1973年 大阪府堺市生まれ

1997年 ビジュアルアーツ専門学校 写真専攻 卒業

同年 ファッション写真家ZIGEN氏に半年間師事

同年 南米3ヶ月一人旅を敢行

1998年 イイノ広尾スタジオ入社(立ち上げメンバー)

2000年 フリーランスとして独立

以降、広告写真家「武藤義(故人)」氏、ファッション写真家「小川カズ」氏らのフリーアシスタントを経て

2005年~2017年3月 有限会社INFIL(東京都港区)

広告写真撮影およびEC企業様向けスタジオ構築・運営を行う。

2017年4月 ベトナムのホーチミンに完全移住し、映像のお仕事準備中。

Go to Phnom Penh Cambodia !

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国境を越え北西へ向けて順調に進んでいる。

あと3時間程で目的地に到着し、今日の撮影に入れるだろう。

我が家のあるホーチミンから、カンボジアのプノンペンへバスで向かっている。

アジアのバスは、様々な人間模様が観察できて面白いのだが、その作用が我が身に降りかかるとなると、笑って見過ごせる範囲を超えてしまう。

本日、僕が被った事柄を抜粋して紹介してみようと思う。

 

乗客は各自快適なポジションを探そうと天真爛漫である。

僕の後ろに座っている推定90キロ程の女性は、足を快適に置く場所を探すのに躍起である。

僕のシートに、その模様が振動として伝わってくる。

なかなか良いポジションが決まらないのか、僕のシートがグニャグニャと変形を繰り返す。

そして、嫌な予感は的中するもので、最終的には彼女のつま先が僕のお尻を突き刺して来たので、振り返って足をはたき落として、「蹴るな」と一言。

 

同様に、隣に座ってる方の事例も紹介しよう。

初老でギョロ目の、清潔感を置き忘れて来たご婦人。

サンダルを脱いで膝を立てて座る足は、幸いながら靴下は着用されている。

指が突き破っているのはご愛嬌。

その立て膝が滑らないよう、隣にある僕の膝をストッパーにして、そして痩せこけたお尻を僕の太ももに密着させて、うまいことバランスとっている。

もうちょっと僕好みの女性が隣だったら、むしろ楽しい旅路だったろうに。

 

そして今回は手持ちのカンボジア1年ビザが切れていたので更新する必要があったのだが、バス移動の場合、手数料は掛かるがバス会社経由でビザを頼まないと、国境で何らかのトラブルが起きる為、乗車前に「1年ビザの更新ねっ」と念押ししていたが、やはり国境で更新出来なかったようだ。

国境でバス会社職員にクレームしても、「カンボジア、入る、6ヶ月、1年」という単語の羅列から意図を読み解くに、おそらくカンボジア国内で滞在ビザの延長が出来るよという事を言いたいのだろう。

そんな事は百も承知なわけで、バベットでE1 Multi1年が取れなきゃ意味ないね。パスポートのページを1枚無駄にしたのが悔しいが、次回のカンボジアは空路で確実にビザ買いに来ようと思った。